
日本屈指のパワースポットとして知られる東京都渋谷区にある明治神宮。
明治神宮は大正9年に創建された、明治天皇と皇后をお祀りしている神社です。
明治神宮は300万人もの参拝者が訪れる日本一の初詣神社としても有名です。
ところで、あなたはご存知ですか?
この明治神宮に、パワースポットとして有名な場所があるといいます。
それも、明治神宮内にある「井戸」がその噂の場所だそうです。
明治神宮内のその井戸の名前が「清正井(清正の井戸)」と呼称し
「きよまさのい/きよまさのいど」読みます。
ではいったい「清正の井戸」とは、どのような井戸なのか?
「清正井」の清正とは、加藤清正(かとうきよまさ)という
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将であり大名の名前です。
加藤清正と言えば、虎を狩る絵巻物が有名で、現在もこの虎を狩った話は伝説として残っています。
また加藤清正は豊臣秀吉の子飼いの武将で、秀吉の小姓から家臣へ、
家臣から豊臣家の筆頭へと成長していきます。
清正は名高い武将であると同時に城造り・治水・干拓の技術にも優れていて
「築城の名人」として、「熊本城」や「名古屋城」などを築城し、
「土木の神様」とも称されていました。
その築城の名人であった、加藤清正が掘ったと言われているのが、
この「清正井=清正の井戸(きよまさのいど)」です。
しかし、「清正の井(きよまさのいど)」にまつわる言い伝えは色々有り、
本当に清正が自ら掘ったのかは謎とされています。
自ら掘ってたら凄いけど、やっぱり家来にやらせたんでしょうね。苦笑